Mar 31, 2021

DEWKsが考える、DEWKsのためのサービス「minacena(ミナセナ)」ができるまで ~

Game Changer Catapult

DEWKsが考える、DEWKsのためのサービス「minacena(ミナセナ)」ができるまで ~

Written by minacena リーダー 豊岡 英里子


子供のいる共働き夫婦、通称「DEWKs」。仕事のことも、自分のことも、家族のことも、やりたいことは全部やりたい。でも、ライフイベントの度に取捨選択を迫られる現実。多くのDEWKsがこのジレンマに悩んでいます。かく言う私もその一人。ライフイベントで何かを諦めなくてもいい社会を実現したい!そんなパッションから、DEWKsである私が、DEWKsのために考えたサービス。それが料理代行プラットフォーム「minacena」のアイデアです。

「家事・育児の気軽なアウトソース」という文化を醸成したい

1_経営幹部への起案プレゼン時の様子_Picture of chaptar-image_presentation経営幹部への起案プレゼン時の様子

私たちのチームのビジョンは「DEWKsの家事・育児を楽にすることで、DEWKsの心と体を健やかにする」というものです。私自身、仕事・家事・育児を同時に進めることの大変さを日々痛感しています。時間が足りず、どうにも動けない状況に落ち込んだり、悔しい思いをしたりすることがこれまでたくさんありました。そんな私自身の「女性でも、ライフイベントの度に二者択一で何かを犠牲にするのではなく、自分の意志で、望んだ分だけ挑戦しながら、イキイキと自分らしくいれる世界を実現したい」という想いからこのビジョンができました。今、時短家電の活用や家事の家庭内シェアが進んではいるものの、それでも負担感はなかなか軽減されません。家事・育児から解放され、もっと「やりたいことを全部やる」ために、家事・育児の気軽なアウトソースという文化を醸成できれば、と思っています。

家事・育児の中で特に負担に感じるタスク「平日の夕食準備」

2_作りおき料理を調理するプロジェクトメンバーの青柳_Picture of chaptar-image_cooking作りおき料理を調理するプロジェクトメンバーの青柳

家事・育児を楽にするサービスを考えるにあたり、ユーザーであるDEWKs像の具体化と、ペインの深掘りを行いました。ユーザー像をより鮮明にするために、今回はDEWKsの中でも「ワークライフ"どっちも"DEWKs」にフォーカス。この人たちは「仕事のことも、自分のことも、家族のことも、全部諦めたくない」、「その分役割が多いので、タスク・意思決定事項も多く、常に頭の中は考え事だらけ」な方々です。調査の結果、常にマルチタスクを抱えている"どっちもDEWKs"が、特に負担を感じているタスクは「平日の夕食準備」であることがわかりました。

"どっちもDEWKs"に話をうかがうと、「料理は他の家事とは違い、メニュー決めや買い物など、事前の段取りが必要...」、「調理中も、少しでも早く出来上がるよう、常に効率の良い手順を考えて続けている...」、「掃除は毎日しなくても困らないけど、ご飯はそういう訳にはいかない...」、「お腹を空かせた子供たちにせかされる...」、「仕事で体も頭も疲れた状態なのに、家に帰ってからもまた頭と体を使う毎日...」、「休日の料理は楽しいけど、平日の料理は楽しめない...」など、平日の夕食準備が、頭脳労働と肉体労働のダブルパンチであることがわかりました。

平日の夕食準備を楽にする「いいとこ取り」なサービス、ないの?

3_TOA World Showcase 2021でのピッチの様子_Picture of chaptar-image_presentation at TOA World Showcase 2021"TOA World Showcase 2021"でのピッチの様子

もちろん、既に平日の夕食準備を楽にする方法は色々あります。しかし、"どっちもDEWKs"へのヒアリングを通じ、一長一短あることが見えてきました。

まず「ミールキット」。メニュー決めや買い物の手間は省けます。しかし、セントラルキッチンで一括して作られるため、種類が少なく飽きてしまうという声を多く聞きました。また、意外と調理に時間がかかるため、忙しい時には不向きです。最終的には、消費期限に追われて、それがストレスになるという方も少なくはありません。

次に「休日に作りおき料理」。この手のレシピ本を買った方も多くいらっしゃると思います。確かに平日の調理は楽になります。しかし、メニュー考案・買い出し・調理の手間は一食分の調理よりもかかり、せっかくの休日が作りおき料理でつぶれてしまいます。実は私も、育休からの復帰後すぐ、作りおき料理をしていたのですが、休日も何かと忙しく、二カ月でギブアップしてしまいした。

そして、「家事代行サービス」。自分で作る手間は省けます。しかし、サービス内容が、担当される家事代行のキャストさん個人に依存する、非常に属人的なサービスのため、事前にキャストさんの吟味が必要です。キャストさんが決まったら、今度はメニューや食材の相談、買い出しなど、サービス利用前に調整・準備の時間を要します。

ミールキット、作りおき料理、家事代行など、それぞれのいいとこ取りをしたサービスはないのか...。

そこで考えたのが、作りおき料理代行プラットフォームの「minacena(ミナセナ)」です。メニュー提案、食材配達、料理代行、レシピ提供など、「作りおき料理」にまつわるサービスをワンストップで提供します。サービス内容の詳細は、是非こちらをご覧ください。https://gccatapult.panasonic.com/ideas/minacena.php

サービス名に込めた思い

4_minacena_Picture of chaptar-image_minacenaminacenaロゴ

サービス名の「minacena」は、「mina(みんな)」と「cena(イタリア語で夕食)」を足し合わせた造語です。ロゴマークは「m」と「お皿」で表現した笑顔と、笑顔を照らすペンダントライトをモチーフにしています。このサービス名やロゴマークのように、minacenaを通じて、「家族みんなで、笑顔で夕食を楽しめる食卓」を提供したいと考えています。

また、ロゴのペンダントライトについている電球。電球は、発見やひらめきのアイコンとしてよく用いられますが、パナソニックのルーツでもあります。当社の創業者である松下幸之助さんは、「婦人たちを家事労働から時間的に解放する」ことを家電事業の目的にしました。minacenaは、今は平日の夕食準備にフォーカスしていますが、ゆくゆくは他の家事や育児へもサービス提供範囲を広げ、DEWKsを家事・育児から、もっと時間的に解放できればと思っています。

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