Mar 7, 2018

パナソニックがペット事業に挑戦する理由 

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パナソニックがペット事業に挑戦する理由 

Written by Pecoralリーダー 田頭 裕子/

ペットも飼い主も、心身共に健やかに生きていける元気で明るい社会を作る

私は、2匹のトイ・プードルを飼っています。私の心を元気にしてくれる、この世の中で最も大切な"宝物"です。長男の"ヘムヘム"を初めて家に迎え入れたときは、人生で初めて飼ったペットだったので、どんなふうに飼ったらいいのか、しつけたらいいのかが全くわからず、大変不安でした。本を買って読む、インターネットで情報を調べることはもちろんできるのですが、言うことを聞かない子犬がいざ目の前に来ると焦ってしまうからか、本に書いてある通りに上手くお手入れできない、しつけが思い通りに行かなくてイライラしてしまうなど...。そこで、しつけ教室に通うことにしました。私が通っていたしつけ教室は、動物病院が主催しており、非常にしっかりしたプログラムが組まれていました。

「お座り」や「待て」などのしつけだけでなく、獣医さんからペットの健康維持の方法も教えてもらうことができました。その中で特に強調されていたのが、「ペットの健康維持のためには日々の歯磨きが必要だ」ということです。歯磨きに慣らす方法も手取り足取り教えてもらうことができ、とても安心しました。今でもウチの子たちは毎日寝る前に歯みがきをしています。一方で、私の周りでペットを飼っている人たちと話をしていると、「歯ブラシで歯磨きをしないといけないなんて知らない。やってない。」と言う人がとても多いのです。なぜみんな大事なペットの健康を維持するために必要なことを知らないのだろうか、と不思議に思っていました。

ペットを家に迎え入れたすべての飼い主さんたちが、しつけ教室に通っているわけではありません。しつけ教室に通わなくても、誰でも今日から簡単にペットを飼い始めることができます。自動車は、交通ルールや運転の仕方をしっかり覚えて、試験に合格しないと乗れませんが、ペットを飼うことには、そういった資格制度は存在しないため、人によって飼い方やしつけ方、ペットの健康に関する知識やマナーに差が出てしまっているのが現状なのです。

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このプロジェクトを始めてリサーチしてみたところ、2016年のアニコム損保の調査によると3歳以上の犬・猫の約8割が歯周病であり、ペットが入院、手術を経験する原因の第一位になっていることがわかりました。それにも関わらず、弊社調べによると定期的な歯磨きができていないと答える飼い主は全体の62%もいました。ペットのことを大切に思いつつも、実際にペットの健康を守るための習慣を身につけられていない飼い主が多いのです。

ペットも、歯ブラシで歯を磨かないまま放置していると、歯周病になります。病気が悪化すると、治療のために入院・全身麻酔で手術をしなければならなくなります。そんな辛い手術を受けなければならない可哀想なワンちゃん・ネコちゃんたちを増やさないためにも、「もっと早く知っておけばよかった、もっと小さい頃から歯ブラシに慣れさせておけばよかった。」と後悔する飼い主さんを増やさないためにも、ペットと飼い主がともに健康で幸せな生活を送るためのプロダクト、サポート、そしてベースとなる知識を一括して得ることができる、悩みを相談できる仕組み(コミュニティ)が必要なのではないかと考えました。

パナソニックはこの100年間で、数えきれないほどの家電を世に送り出し、皆様のより良い生活の実現にお役立て頂いてきたかと思っております。そんな既存商品の中でも、エアコン、空気清浄機、加湿器、ドライヤー、ネットワークカメラ、デジタルカメラなど、飼い主がペットとともに暮らしていくために必要不可欠もしくは便利な商品が当社にはすでにたくさんあると感じています。これらのプロダクトはもちろんのこと、それらをどのようにペットライフにお役に立ていただけるかという知識やサポートも含めて、たくさんの飼い主さんの元に届けたい。また、家電だけではなく、パナソニックが持つ住宅事業・介護事業までも含めて、ペットと飼い主の心豊かな生活を実現できる"住空間"を丸ごとご提供できるのは、私たちパナソニックだけなのではないか、という使命感を持ちながら、「パナソニックがペット事業にチャレンジする」という新たな旗を掲げたいと思っています。

最後に、「私の帰りを、尻尾を振って待っていてくれる"ペット"とともに生きる生活」は、人間の「心の健康」を維持することに大いに役立っていると感じています。冒頭にも記しました通り、私の心を最も支えているのは、我が家の2匹のトイ・プードル兄弟です。私の周りの犬友の皆さんは、みんな笑顔がとても素敵で、明るく前向きです。もちろん生きていれば辛いこともたくさんあるだろうとは思いますが、でもみんな、元気です!うつ病患者・自殺志願者など、心が病んでしまう人々が後を絶たないこの現代社会で、もっと【ペットとともに生きる人】が増えたら、そんな「心の病」も自然と減っていくのではないか、そう願いたいのです。

「ペットも飼い主も、心身共に健やかに生きていける、元気で明るい社会を作る。」

それがパナソニックの持つ力で実現できたら、現代の社会問題の解決に、当社も大いに貢献できるのではないか。そんな、<現代社会に欠かせない会社>になりたいし、そんな会社で働き続けたい。そういう想いを込めて、パナソニックでペット事業を実現したいと考えています。

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team"Pecoral" リーダー 田頭裕子

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